7月が終わろうとしている…!??
前回のブログの日付を見たら4月で笑った。いつの間にそんなに時が経ったんだ。
まあ年度明けから何かと大変でございました。
仕事もずっと忙しかったし、ルームシェアで「お察しください」なトラブルが発生し、同居人数に変更が入ったくだりとか超めんどくさかった
でもいまはすっかり落ち着き、広いお部屋に人間ふたり・ねこ2匹で毎日平穏に暮らしています。
コロナとかその他社会的な問題のことを考えると、はやく人間をやめて獣として生まれ変わりたいなあと思うことはあるのですが、それでもそこそこ幸せに生きていると思っています。
この世の中で母親の次にきみたちのことが好きだよ〜 pic.twitter.com/YUpZ9UAb3n
— えすこ (@puppy_sko) June 26, 2021
事後報告になりますが、7月22日開催のCC福岡に参加してまいりました(ブログではお知らせしてなくてすみません!)。
2019年2月からおよそ2年半(!?)ぶりの福岡、楽しかったです。
相変わらずチャリで市内を駆けずりまわっていました。宿からイベント会場までもチャリ移動でした。
福岡在住の方とお話をさせていただいたりもして、久しぶりのイベント、楽しかったです。
次は11月28日の東京、スパークに参加予定です。
(もういいかげん東京のイベント出たいよ〜! その頃には感染状況ももう少しマシになっていればいいな……)
久しぶりにまじめな環壮の本を描いて出したいなあと思っています。
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突然ですが、わたしとアイナナのこれからに関する話をさせてください。
結論から言うと、わたしはもう「アイドリッシュセブン」という作品のこれからの展開に、あまり興味を持たないんじゃないかなと思います。
実を言うとダンスマカブルのストーリー解放のためにイベントを走ったっきり、アプリにはログインすらしていません。
3部アニメも全く見ていません。
今後いつ見るかも未定です。もしかしたらずっと見ないままかもしれない。
他の新情報も当然追いかけていません。
トリガーのオンラインライブも気づいた頃にはすべて終わっていました。
そも「趣味」なのだからログインしようがしまいがアニメを見ようが見まいが個人の勝手、わざわざブログにすることでもないとはわかっていますが、己の心の整理をつけたくてこうして書きおこしています。
「わたし自身が、過去の自分に対して負い目を感じているため、自分を納得させたい」というのが表現としていちばん近いかもしれません。
社会人になった年にアイドリッシュセブンと出会って、それからずっと自分なりに全力に付き合ってきました。
課金もたくさんしたし、グッズもたくさん買ったし(実家の部屋に溢れてる)、ライブやイベントにも通ったし、そして常に原稿作業をしていました。
具体的にかけた金額を考えると確実に3ケタ万円いってるな…、とは思いますが、そこに後悔などはありません。
とてもとても楽しい時間でした。
ただ、そのときのわたしはけして「正常」ではなかったと思います。
そして、いまにしてやっと、わたしは「正常」な状態に戻ったのだと感じています。
よく「狂ってなきゃ同人誌なんて出さない」なんて言う人がいますが、あれは本当にその通りだと、いまになってわかります。
また、「狂う」には、それなりの時間的・金銭的な余裕や、あるいは精神的な不安定さ(言い換えれば「若さ」)といったような「条件」も必要になってくるのだと思います。
もうアイナナはアプリにログインしていない・アニメも見ていない・情報追いかけてないという状態ですが、じゃあおまえは何か別のジャンルにハマっているのか?と言われればまったくそんなことはないのです。
近ごろのわたしは、毎日ねこ2匹の世話をし、ベランダでシソとバジルに水をやって、たまにミュージカル刀剣乱舞を観たりゲームをしたり編み物をしたり漬物を漬けたりして日々を過ごしています。
それらと同じように、たまに環と壮五や星巡りの世界を思い出して、「あ〜こういう話描きたかったっけ〜」なんて考えたり、なんとなく思い立ったときにらくがきをしたりしています。
先日のCC福岡で出した無料配布のまんがも、そんななかで描いていたものです。
わたしにとって「アイナナとそれにともなう同人活動」は、これまでは他の趣味から群を抜いて優先度が高かった、けれど、いまは、他の趣味と同じくらいのところにおさまりました。
たぶんそれだけなんだと思います。
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いや〜、本当にいままでがイレギュラーだった。
そもそもわたしにとっては、既にまんがや小説で知った内容をわざわざアニメで見るっていうのは苦痛なんですよ!
特にまんがや小説とかテキストベースの作品は、行間や背景を己の脳で補完しながら読み進めるものだからなおさら。結局自分の頭のなかで組み上げたものがいちばん面白いですからね。
それを超えてこなければ、不満やがっかりな気持ちを抱くだけなわけですし。
1部2部とアニメを見続けてこられたのは、「異常」な状態にあったからです。なんとかやっていけた。
それでもらくがきしながら、とかで騙し騙しだったけど。
アプリのメインストーリーもあの葬式ムービーで心折られて、いまだに4部を完走できていない。
でももうそれを無理にしようとする気はありません。
もともと、1部のストーリーが好きでハマったんです。
だからその「続編」的な2部も見て、3部も流れで「まあまあ…」な感じだったのですが、やはり4部では気分が落ちてしまいました。
1部開始時点では「王道スポ根系アイドル」だったのが、時を経て4部では異国のお家騒動ですからね。ちょっともう興味が続かなかった。
キャラクターも増えて推しにスポットが当たる時間も減ったし。そもそも環と壮五以外にあんまり興味ないから……。
(まあ、アメリカの連続ドラマみたいに、シーズンを重ねるごとに元のテーマからズレていくのはこの手のシリーズものの宿命みたいなところがありますよね)
あとはアプリの新規開発が相変わらず停滞してるし、目新しい企画やビジュアルが出るわけでもなし、3年目までと比べて明らか失速してるやろ!とか、てゆかアイナナちゃんにスポット当たらなさすぎワロタ〜とか、妖万華鏡のつまんなさとか、まあ不満をあげたら枚挙に暇がなかったわけ。
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コンテンツがファンやユーザーに夢を見させ続けるのは本当に大変なことなんだと思いました。
夢から醒めて現実世界に戻ったわたしが思うに、「夢から醒める」のは結局ユーザー側の状況とコンテンツ側の状況の両輪がまわることで初めて発生する事象なのです。
どちらに特に原因があるというわけでもなく、どちらかが先か後かもなく、たまたま双方の歯車が噛み合うと発生してしまうものなのです。
べつに醒めたくて醒めたわけではないのです。なんか気づいてたらそうなってた。
そのことに自分自身がいちばん驚いているし、寂しくも感じているのです。
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というわけなので、これからはたくさんある趣味のうちのひとつとして、「自分のペースで」まんがを描いたりらくがきをしたりしていきたいなあと思っています。
「自分のペースで」というのは、「版元や周囲を気にせず描きたいものを描きたいときに描く」ということです。
もっと具体的に言うと、3部まで(もっと言うと2部まで)のメッゾと星巡りを一生擦っていくということです。
もしこの先何か新展開があっても、もう気にせん
これからは「3部までのアイナナと星巡りで、甘さ控えめな環壮とこち亀みたいなオールキャラギャグを楽しく描くことが趣味です」と胸を張っていきたいと思います。
まあそのうち気が向けばアプリとかアニメとかもやるかもしれんし。
とにもかくにも、「趣味」なのだから「してもよいし、しなくてもよいし、そのスタンスを誰かに批判されることもない」ということを常に忘れずにいたいです。
上でも言いましたが、次は11/28のスパークに出ます。
ひさしぶりにまじめな環壮を描いて本にするつもりです。これは本当に楽しみ〜
ゆるくやっていく所存ですので、ゆるくお付き合いいただければ嬉しいです。
よろしくお願いします。
長々と書き連ねてきましたが、これらはすべてわたしがわたしの気持ちを整理するために書いたもので、版元やコンテンツ、ファンのみなさんへの当てつけでは、けっしてありません。
お間違いのないようにお願いします。
ここまで読んでくださった方は、ご清聴ありがとうございました!
しかし新情報を追いかけないとなるとブログを書くことがいよいよ減る気がします
まあそれは仕方ないな〜
逆に日常のことを書きたくなって増えたりするかも?
まあ、書きたいことがあればなんか書くでしょう
とにかくそういう不定形な感じで、てきとうにやっていきたいと思います
古いけどとても素敵な小皿を手に入れた pic.twitter.com/UdH35NeaeH
— えすこ (@i7_sko) July 30, 2021
(こういうのを見かけたらすぐに買ってしまうくらいには、メのことは愛しているのです。これは本当です)